「ビジネス書のメリットってなんだっけ…?」
ビジネス書を読む前にメリットの再確認をしたくなる時ってありませんか?
メリットを知らずに読んでも本の内容は面白いですし、問題はないように思えます。
ですが、メリットを意識して読んだ方が読むモチベーションも格段に上がりますし、読書が楽しくなるはずです。
ビジネス書を読むことは、皆さんが考えている以上に多くのメリットがありますので、この記事でまとめました。
また、ついついやってしまいがちな失敗についても書きましたので、ぜひ最後までご覧ください。
Contents
ビジネス書のメリット
メリット1 視野が広がる
年齢を重ねるにつれて物事の判断基準が変わってくきますが、それは様々な経験が増え視野が広がるからです。
読書をすることでも知らなかった世界を学び、視野を広げることが可能です。
特にビジネス書は、普通に過ごしているだけでは知ることのできない情報がたくさん載っています。
自分自身の視野を広げるためにビジネス書は最適なアイテムと言えるでしょう。
メリット2 先人達の知恵を学べる
誰かに話してみたらその人も同じように悩んだことがあり、どのように乗り越えたかという話を聞かせてもらったことがあるのではないでしょうか?
ビジネス書では、まさに著者の方が何に悩んでどう乗り越えたかを学ぶことができます。
つまり、あなたの抱えている問題や悩みに対して、解決となるヒントを知ることができるのです。
とりあえず本に書いてある通りに行動をしてみるというだけでも、得られる結果は変わってくるので、何か悩みを抱えている方はビジネス書で解決の糸口を探してみるのも一つの手です。
メリット3 トレンドの情報について深く学べる

ビジネス書を読むことで世界では何がトレンドなのか、今後役立つ知識は何かなどの情報を得ることができます。
ビジネス書では、その道の専門家が最新の情報や話題について分かりやすく1冊でまとめてくれているので、かなり濃く質の高い情報をインプットすることが可能です。
体系立てて一つのことを深く掘り下げているので情報の質が高くなるのです。
この点はWebの記事よりも優れている点ですね。
「今現在のトレンドってなんなのだろう?」
「今日の会議で出た話題に全然ついていけなかった…もしかして少し遅れている?」
と感じた方は書店のビジネス書コーナーを周ってみるとトレンドを知ることができますよ。
メリット4 知的好奇心が湧いてくる

ビジネス書を読んでいると、段々と自分の興味の幅が広がっていくことに気づくと思います。
「もっと〇〇について知りたい、学んでみたい!」という意欲がどんどん湧いてきます。
読書を続けていると、次から次へと自分の知らない情報が目に入るので「もっと○○についても知りたい」という欲求の終わりがなくなります。
好奇心があるから読むではなく、読むから好奇心がつくという正のループが出来上がります。
メリット5 思考力がつく

ビジネス書を読み、実際に身につく力の一つが思考力です。
毎回、自分一人で同じようなやり方で取り組んでいた問題も、他人の考え方を知ることによって異なる取り組み方が出来るようになります。
他人の例を知ることにより、自分の問題に対してもやり方を応用することが可能なのです。
それに、読書をしていると自ずと「なぜそうなるのだろう?」「本当にそうなのか?」「もっとこういった方法もあるのでは?」と自分の頭を使う機会が増えます。
社会人になると明確な答えのない問題を考え抜かなければならない機会が多くなるため、思考力が必要になります。
そんな時、ビジネス書があなたの助けになってくれます。
メリット6 ストレスが減る
読書をしている間は基本的にストレスを感じることが少なくなります。
僕も仕事で疲れたり、落ち込んだりした時は読書をすると言う週間を作り、あまりストレスを感じなくなりました。
(科学的知見を入れたい)
→トップページの話をここに持ってくる
メリット7 自分では言語化できなかったことが言語化されていて腑に落ちる

読書をしていると、
「それ言いたかった」
「それ感じたことある」
といった文章に出逢うことがあります。
自分1人ではうまく言語化できなかった言葉が、美しくぴったりと言語化されているのです。
そのため、一人では腑に落ちなかった感覚や、言い表せなかった表現方法を知ることができます。
長いことモヤモヤいしてた感覚が一瞬で腑に落ちる瞬間は、知的好奇心も満たしてくれます。
メリット8 雑談のネタになる
読書後すぐに活かしやすいメリットといえば、雑談のネタになることだと思います。
最近読んだ本について上司や同僚、友達と話すと食いつきが良いものです。
質問をされたり小議論になることもあるので、自分の言葉で説明することにより本の内容の再確認もできます。
雑談が苦手、何を話したら良いか分からないという方は、ビジネス書からネタを得てみるのはいかがでしょうか?
メリット9 行動に自信がつく
ビジネス書を読んでいると、自分と似たような考え方に出会うことがあります。
別に誰かに言うほどのことではないけれど、自分と似ている考え方に出会うと、背中を押されているような気がして自分の行動に自信が持てるようになります。
これを考えていたのは自分だけではなかったんだと思うと味方が増えたような気にもなりますね。
メリット10 あらゆるきっかけを得ることができる
ビジネス書から取り入れられる知識は様々です。
心理学、健康、美容、食事、お金、転職などなど…
自分が興味の持てたものに対してアクションを起こしてみたり、少し自分のアイデアも付け加えて実践してみるなど、行動や考えるきっかけとります。
読書しなければ、知ることがなかった、やろうとすらしなかったという情報を得て実践すれば人生が豊かになります。
好きなことや趣味を副業に繋げたり、何かにチャレンジするための一歩を踏み出す背中を押してくれるでしょう。
また、自分の本当に興味のあること、やりたいことも見つかる可能性もあるので、最近刺激がないなぁと感じている方は、易しい本からでも良いので読書をしてみてはいかがでしょうか?
失敗してしまうケースと対策方法
ここでは、ビジネス書を読んでいるけど、
「中々頭に入っている気がしない」
「生活に何も変化が起きている気がしない」という方向けの対策方法をまとめました。
1.読むだけではなく行動を
読書をしていて陥りがちなのが、読むだけ読んで何もしないということです。
もちろん、知的好奇心を満たしたいという方は、読むこと自体が楽しいので良いと思いますが、何か学びたいと考えている方は、読書後に小さなことや簡単なことで良いので、何か一つでも実践してみましょう。
初めのうちは要領を得ないかもしれないですが、不器用でも少しずつ積み重ねていくことで大きな変化が起きます。
テレビで見かけるような凄い人も、地道に行動を積み重ねた結果、今のポジションに登りつめています。
きっかけやヒントとなる情報を見つけたら、ぜひ日常に取り入れるようにしましょう。
小さな変化がやがて大きな変化に繋がります。
2.レベルに合った本を選ぶ
本を買って読んでみたはいいけど、全然読み進める気が起きなかったということも起こり得ます。
読み進める気が起きなかったというのは、タイトルでは惹かれたけれど、難しくてレベルに合っていなかったということが考えられます。
最近だと、かなり読みやすい「マンガで分かる」シリーズも続々出版されていますので、一番最初はそれを読んでみて、もう少し学びを深めたいと感じたら、専門的な内容も書かれている本にチャレンジしてみてはいかがでしょう?
他には、flierなどの要約サービスもあるので、内容をちょっと読んでみてもっと知りたいと感じたり、読んでて面白そうと思ったら実際に本を購入して読むということも可能です。
3.気に入った本は繰り返し読む
気に入った本や、これは良いなと感じた本でも一回しか読まないのは勿体ないです。
あなたが良いなと思った本は、あなたにとって必要な情報や興味の持てる内容がより多く書かれていたということです。
次々と本を買って読むのも1つの楽しみ方ですが、気に入った本を何度も繰り返し読むという取り組み方も良いですよ。
読み返すたびに、目に入る情報や頭に残る情報は違うので2回目以降でも楽しく読むことができます。また、1回目では抜け落ちていた情報を2回目3回目で補完していけるので再読には意義があります。
「あの本面白かったな」「役に立ったな」と感じたら、ぜひ読み返してみましょう。
4.自分に合った読む速度を見つける
読書をしていると、「もしかして理解力がないのでは?」と感じる瞬間があると思います。
それは、速く読み過ぎているだけかも知れません。
しっかりと自分の頭で内容を解釈し、理解しながら読み進めていきましょう。
この時に、時間がかかりすぎて遅いかもと感じるかも知れないですが、本を読むスピードなんて人それぞれですので気にしなくても結構です。
速く読んで全く理解できないよりも、ゆっくりでも着実に知識を理解する作業を積み重ねていった方が長期的に見て絶対に自分のためになります。
まとめ
今回は、ビジネス書を読むメリットについてまとめました。
「確かにこれはそうだな」と感じるメリットを見つけることができたのではないでしょうか?
ビジネス書は、「うさんくさい」「役に立たない」といった感想や意見も見受けられますが、読み続けていれば必ず自分の役に立ちます。
メリットの再確認もおこなったことですし、ぜひビジネス書を読んでみてください。